日本でもお馴染みの世界的化粧品製造・販売会社エスティローダー・カンパニーズ（以降ELC）は、夏の初めにフランス・パリで開催された「ジェンダー平等を目指す全ての世代フォーラム」（Generation Equality Forum＝GEF）に参加し、性差別のない社会実現のために資金と活動の両面から積極的に貢献することを宣言した。
このフォーラムは、国連ウィメン（ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関）が、フランスとメキシコの両政府と共催したもの。GEFは世界中の女性と女児のために、市民団体や活動家を中心に、各国の中央・地方政府や公的機関ばかりでなく、私企業や慈善財団などのありとあらゆる関係者を巻き込み、5カ年ごとの戦略目標を立てて、必要な資金を集め、世界各地で活動を推進している。今回の「世界ジェンダー平等加速計画」では性暴力撤廃など六つの柱に沿って、2026年までの5カ年行動計画がスタートした。
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