フランスでは野菜などの生鮮食品はスーパーでも量り売りが基本だ。それに加えて、1980年代から穀物やナッツなどの乾物の量り売りがオーガニックスーパーで始まり、2000年代には一般の大手スーパーにも普及した。その後、オーガニックスーパーでは、洗剤やシャンプーなど食品以外の商品の量り売りも始まった。量り売り専門のチェーン店も14年にでき、今や生活必需品はほとんど量り売りで買える。

そんな中で、化粧品業界団体「コスメティック・ヴァレー」が6月10日、化粧品の持続可能性と安全性についてのシンポジウム「セイフティ(Safety)」を開催した。環境を考慮した処方、持続可能な容器包装、新しい消費形態の3部門に分かれ、「新しい消費形態」の一つとして量り売りが取り上げられた。

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