伊勢半は2021年9月15日、メイクブランド「キスミー フェルム」から上品に染まり色持ちが続く大人向けティントリップ「紅筆ティントルージュ」（４色・1.9㌘・1210円）、スキンケア感覚で使える薄化粧乳液「スキンケアベース」（１色・28㌘・1100円）を発売する。
「紅筆ティントルージュ」は、口紅を紅筆にとって塗るように輪郭をくっきり描け、直塗りできる簡単な筆ペン型のリキッド口紅だ。口角まで描きやすく、唇に塗りやすい平筆タイプで、ヒット商品「紅筆リキッドルージュ」から受け継いだ特徴である。
紅筆ティントルージュ
これにプラスして、新商品は、血色感がアップするティント効果、唇が上品に染まり色持ちが続く効果も期待できる。しっとりうるおう美容液成分とうるおいを密閉するシアバター（保湿成分）も配合している。
カラーは「01 ピンク系」「02 ローズ系」「03 ベージュ系」「04 コーラル系」を用意。発売を機にメイクアップアーティストを起用したレビュー動画を配信することで、新商品の話題喚起、認知拡大を図る予定。シニア向けのティントルージュは珍しいことから、マスクメイクに悩む50代、60代から支持を集めそうだ。
一方「スキンケアベース」は、 しっとりうるおう美容成分（ヒアルロン酸、コラーゲン、ローヤルゼリーエキス、カミツレエキス、セラミド〈すべて保湿成分〉）を配合し、みずみずしい塗り心地を実現している。
スキンケアベース
おしろい効果で色ムラを整え、くすみや毛穴を明るくカバーする「スキンヴェール処方」を採用し、上品なツヤ肌仕上げとともに、マスクに移りにくい色みであることも特徴の一つになっている。UVカット効果もあることから、ちょっとした外出時に使用できる利便性も注目を集めそうだ。
「スキンケアベース」は7月12日に先行発売を実施したところ、「スキンケア感覚」で使えることを強く訴求した売り場ほど、売れ行きが好調に推移。これを踏まえて、9月15日の発売後にレッスン動画を発信し、シニア層に価値を伝えていく。
「メイクの楽しみを伝えていきたい」（伊勢半）。文政8（1825）年創業の総合化粧品メーカーとして、豊かな生活に不可欠な化粧の魅力を生活者に届け、コロナ禍の逆風に立ち向かう考えだ。
