ホットペッパービューティーアカデミーが総務省家計調査の総世帯データから「理美容サービス」「理美容用品」の項目を抽出し、家計の消費支出における「理美容サービス+理美容用品」の比率を算出する美容消費係数。2000年から四半期ごとに算出している同データからコロナ禍となった20年の美容に関する消費を見ると、美容が必需になりつつあることが浮き彫りになる。

コロナ禍でも美容消費係数は上昇

2019年7〜9月期に、消費税増税前の美容消費係数()についてお話ししました。当時は増税前の駆け込み需要で、「理美容用品」の金額が急激に高まったタイミングです。同年10〜12月期は駆け込み需要の反動で急落し、美容消費係数は2.68%(前期比0.24ポイント減)まで落ち込みましたが、前年比でほぼ横ばいで落ち着きました。20年に入り、3月頃から新型コロナウイルス感染拡大が本格化。これが、美容にどう影響したかを検証するため、19年・20年の10〜12月期の美容消費係数を比較しました。

美容消費係数
ホットペッパービューティーアカデミーが独自に算出した『世帯消費における美容消費の割合(総務省 家計調査)』

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