花王は5月16日、カウンセリングブランド「ALBLANC(アルブラン)」をリステージし、炭酸泡の美容液「アルブラン 薬用ファーストエッセンス」(医薬部外品・90グラム・1万円、リフィル90グラム・9500円)を発売する。
「アルブラン」は、2004年に誕生した花王のカウンセリングブランド。誕生以来、「潤白美肌(スキンケア後にベースメイクで仕上げた肌イメージのこと)」をブランドの目指す美しさと位置づけ、ソフィーナカウンターに訪れたお客に向けてスキンケア方法や商品を提案してきた。商品の品質や一貫性のあるブランドの世界観、生活圏内の総合スーパー(GMS)で受けられるカウンセリングなどが好評を得ている。
そうしたなか、花王は化粧品事業において、昨今のお客の購買行動の変化を受け、“チャネルありき”から“お客さまありき”へとブランド配置を見直し、強いブランドづくりを推進していく。「アルブラン」においては、カウンセリングブランドとしてのブランドの立ち位置をより明確にすべく、リステージすることとなった。商品面では、今回発売する「アルブラン 薬用ファーストエッセンス」をブランドを象徴する商品として育成していく。
あわせて、GMSのカウンターにおいては、従来の「SOFINA」から「ALBLANC」へとロゴを順次変更。肌解析機の機能追加や美容部員の提案力強化なども行い、「アルブラン」ならではのパーソナルな深いカウンセリング体験を実現していく。さらに、デジタルを活用したコミュニケーションも強化し、ブランドの認知拡大を目指す。
なお、アルブランは、花王グループが化粧品事業において国内を中心に注力するブランド「R8」の一つだ。今後、商品やカウンセリングの提案力、コミュニケーションを強化することで、カウンセリングブランドとしての存在感を高めていく考えだ。