ウェブブラウザー開発スタートアップのアスツールは3月27日、「マスク在庫速報」のサービス名称を「在庫速報.com」(https://zaikosokuho.com)へ変更し、検索対応商品にマスクに加え、“アルコール消毒液”を追加した。

同社は、新型コロナウィルスの影響によるマスクの品薄・品切れ、ネット上における価格急騰問題への対策として、通販サイトで在庫があるマスクを価格の安い順に表示する、「マスク在庫速報」を3月23日にリリースした。

リリース直後から、SNS、webメディア、新聞、テレビ等で取り上げられ、リリース後1週間で100万人以上が利用し、大きな反響を獲得。一方で、多くの利用者から「マスクだけでなく他の商品にも展開してほしい」という声もあり、今回アルコール消毒液への対応に至った。

「在庫速報.com」では、複数の通販サイト(Amazon、楽天市場、ユニ・チャーム、ビックカメラ〈3月30日現在〉)から在庫があるマスク、アルコール消毒液だけを抽出。なお、マスクは1枚あたりの価格で安い順に表示されるが、アルコール消毒液は100ミリリットルあたりの価格を比較し、安い順に表示される仕組みになっている。

表示例

アスツールは、今後も「在庫速報.com」の開発を継続して行い、対応する商品および通販サイトを順次拡大していく予定だ。