アイスタイルは、直近の新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の状況、および2月25日発表の日本政府の専門家会議における公式判断を受け、すでに2月20日より実施している対応について、その強化と期間延長を実施する。

対応の強化については、「全従業員へのWork From Home(自宅勤務)の原則化」に切り替える。すでに「原則週2日までとしている自宅勤務の利用期間規定の廃止」を行ってきたが、2月28日から「原則として対象従業員は全員自宅勤務」に変更する。対象従業員は、日本国内に勤務するアイスタイルグループ全従業員(派遣社員等含め、雇用形態を問わない)。一部業務上、出社が必要な場合は除くという。

また、対応期間の延長については、2月29日までとしていた一連の対応期間を3月10日まで延長する。なお、実施期間は今後の状況を鑑みて再延長を判断するという。具体的には以下の通り。

1.コアタイムおよびフレキシブルタイムの変更
アイスタイルグループで導入しているフレックスタイム制度について、朝の満員電車を避けてオフピーク出勤ができるように、コアタイムおよびフレキシブルタイムを以下のように変更する。

2.近隣勤務者のシェアサイクルおよび徒歩通勤の推奨、および業務上移動時のシェアサイクル利用推奨
電車利用による感染リスクの軽減のため。シェアサイクルの利用に関わる費用は会社が実費負担する。

3.本人・家族の高熱時の自宅勤務・待機
本人および家族が37.5度以上の高熱が出た場合、原則、それが発覚した時より14日間を自宅勤務・待機とする。本人に陽性反応が出た場合は、特別休暇扱いとする。

4.公私含めた大人数が集まるイベント等への不参加推奨

5.不特定多数との打ち合わせにおけるオンライン会議推奨
採用面接も可能な範囲でオンライン面接を推奨する。

6.社内マスク着用の推奨

7.アイスタイルグループが運営する国内全24店舗での対応
店頭では「販売員のマスク着用(任意)」「化粧品カウンセリングにおける、お客の肌に直接触れる活動の自粛」を行っている。