アスクルは、2020年5月期第1四半期業績を公表。売上高は前年同期比4.2%増の978億9100万円、営業利益は14億7900万円、経常利益は14億5600万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、9億1000万円と、利益は各段階とも黒字転換した。
主力のeコマース事業のBtoB事業は、SEOやインターネット広告を強化したことにより新規客の利用が増加したことや、注力分野であるロングテール商品も順調に拡大したことなどにより、4.2%増の795億5100万円と順調に推移。一方、BtoC事業は、「LOHACO」の売り上げが2.5%減の122億7000万円と減収だったものの、子会社のチャームの増収により、BtoC事業全体では0.4%増の160億1100万円となった。なお「LOHACO」は、広告等のフィー収入が増加し、「配送バー」の改定と「ひと箱eco」サービス等の効果により売上総利益率が上昇し、売上高配送費比率も低下していることから、損益の改善が着実に進んでいる。これらによりeコマース事業全体では、3.5%増の955億6200万円の増収だった。
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