“進化に挑み続ける”ロクシタンは常に市場の先を行く

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■メイクの導入で新境地を拓く

ロクシタンが力強い歩みを見せている。昨年来推進してきたブランド再生策が成功し、若々しく新鮮なイメージが浸透してきた。新デザインを導入した店舗改装や新店オープンに加え、六本木で行ったバルーンイベントなどインパクトのあるイベントで、日本の消費者が持つ従来のイメージを刷新し、新たなロクシタンを発信することができた。売上げも堅調に推移しており、特にトップ15店の売上げが大きく伸びている。インバウンドの恩恵も継続、またエイジングケアをはじめとするプレミアムコスメへの関心の高まりや世界的なナチュラルコスメの人気も追い風となった。

製品面では、ヘアケアやスキンケアカテゴリーが一段と成長しているのが特長だ。特に、昨年9月に発売した「イモーテル オーバーナイトリセットセラム」は、今のスキンケアステップにプラスオンできるアイテムとして人気を集め、売上げに大きく貢献した。ロクシタンブランド未購入の新客もさることながら、フレグランスやハンドクリームは使用していたが、スキンケアは未使用という層を獲得、理想的な形でスキンケアを浸透させるきっかけとなった。さらに、先にヒットしていた「イモーテル ディヴァインインテンシヴオイル」ユーザーにも広がり、よりロイヤルカスタマー化を進める一品となっている。