中国にデジタルイノベーションセンターを設立

北九州空港から車で10分弱、福岡県苅田町のユニ・チャーム九州工場に到着する。東京ドームの4倍という約13万平方メートルの敷地に建つ工場は遮るものがなく広々とした開放感に包まれる。工場前面の周防灘に目をやれば、海の景色に心が癒される。九州工場はユニ・チャームにとって全国四つ目、25年ぶりの新工場だ。スマートファクトリー、スマートマシーン、ユニバーサルデザイン、人・環境へのやさしさをコンセプトに、最先端の無人搬送車やロボットを導入、省力化、省人化を実現した。同時に従業員が働きやすい環境も整備。家族、友人、地域住民が気軽に足を運べる「魅せる工場」であることも特徴の一つだ。

3月中旬竣工、稼働は春を予定。それに先駆け2月18日、お披露目もかねて「ユニ・チャーム有力卸店会」が、ここ九州工場で開催された。2019年の経営方針の説明に当たって、高原豪久社長は冒頭、亡父で創業者の高原慶一朗氏の逝去に触れ、多くの人に世話になったと謝意を表した。パワーポイントには、写真家の海田悠氏が撮り本人が大変気に入っていたという遺影が映し出され、「この写真は慶一朗さんらしい」と皆さまに言っていただいた写真、本人もさぞ喜んでいると思うと故人を偲んだ。

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