カネボウ化粧品は12月3日、グローバル戦略ブランドの一つである「KATE」において、中国でのグローバル新戦略をスタートしたことを発表した。その第1弾として、12月から「ケイト カラーハイビジョンルージュ」を訴求する口紅キャンペーン「TOKYO RED」を本格的にスタート。2020年まで段階的に、戦略アイテムでのキャンペーンを予定している。中国で段階的にキャンペーンを実施することで、中国を起点にアジア全域での存在感の確立を図っていく。

  ケイト カラーハイビジョンルージュ

「TOKYO RED」キャンペーンでは、クールで媚びることなく自ら人生を切り開く力強い女性像を描きながら、KATE独自の魅力を最大限に発信していく。今回、新戦略をスタートするにあたり、中国における初の「KATEブランドモデル」として、中華圏で絶大な人気を誇り影響力のある俳優の彭于晏(ポン ユー イェン)氏を起用。12月から彭于晏氏を起用したデジタル広告を中心に、上海をはじめとする中国国内旗艦店周辺での屋外広告なども積極的に実施していく。

また、12月12日には、キャンペーンを盛り上げるイベントも上海で開催。さらにボーダレス化する市場に対応すべく、トラベルリテールの取り組みも強化。成田空港・関西国際空港の免税店や韓国市中免税店でも連動したプロモーションを実施する。

KATEは、日本を含むアジア11カ国と地域で展開するグローバル戦略ブランド。2014年2月からブランドロゴを「KATE TOKYO」と一新、グローバル展開を本格化した。現在では、“from TOKYO”を代表するメイクブランドとして、“COOL&SHARP”な世界観と商品の品質が、アジア各国・地域でも高く評価されている。