ACROは、2018年9月に業界初となるメイク中心のメンズ総合コスメブランド「FIVEISM × THREE(ファイブイズム バイ スリー)」を発売。それに連動する形で、20代~40代の男性500名に対してビジネスマンの「身だしなみ」に関する意識調査を実施した。

①ビジネスマンの清潔感に直結するのは「ヘアスタイル」「体臭」「服装」に加え「肌」

身だしなみを整える上で欠かせないのは「清潔感」。一口に清潔感といっても様々な要素があるが、今回は男性が同性に対してどこがケアされていると清潔だと感じるかを尋ねた。結果1位になったのは、「ヘアスタイル」。続いて「体臭」「服装」が上位にランクイン。対照的に、どこがケアされていないと不潔だと感じるのかも同様の選択肢で質問。「体臭」「鼻毛」「爪」「ひげ」など、手入れをしないと相手に不快感を与えてしまうものが上位に入った。さらに30%の人が「肌」がケアされていないと不潔だと感じるという結果も出た。

②肌に悩んでいる男性が半数超。悩みは「乾燥」「脂性」「しみ」「しわ」など多種多様

女性に比べ男性は「肌」に対して悩みはないと思われがちだが、質問結果を見ると、58.6%と6割近くの人が肌について悩んでいると回答。男性も過半数の人が自分の「肌」に関して意識しているということが明らかになった。

6割近くの男性が「肌」に悩みを抱えているという結果が出たが、具体的にはどういったことに悩んでいるのか。年収別で検証すると、特筆すべきは「ニキビ」の回答率の差だ。年収1000万円以上の人に比べて、400万円以下の人は14%も多くの人が「ニキビ」に悩んでるという結果が出た。

③男性の6人に1人以上が化粧経験あり

男性美容市場が拡大している昨今、美容にお金をかけている人も多いはずだ。基礎化粧品のほかに、化粧をしたことがある人を調査した結果、6人に1人(15.8%)が化粧をしたことがあると回答した。

④男性が化粧をする際の定番は断トツで「ファンデーション」

化粧をしたことがある人を対象に使ったことのあるアイテムを聞いたところ、最も多かったのはファンデーション(68.4%)、第2位は口紅・リップグロス(34.2%)、第3位はアイライナー(26.6%)という結果。結果を俯瞰してみると、ファンデーションやファンデーション下地、コンシーラーといった肌に関連するアイテムのほか、アイシャドウやアイブロウ、アイライナー、マスカラなど眉や目元に関連したアイテムがランクイン。その点は女性と変わらず、ベースメイクとアイメイクを重視しているようだ。

⑤仕事がデキる人の共通項トップ3は「レスの早さ」「丁寧さ」「コミュ力」

仕事ができると思う人の共通点は何かも調査。上位には「レスポンスが早い」「仕事が丁寧」「コミュニケーションの能力が高い」が入り、特に仕事がデキる人については「レスポンスが早い」「論理的であること」「計画性がある」「時間を守る」「情報感度が高い」「清潔感がある」を重視していた。

「レスポンスが早い」を選択した理由としては、「スピードが重要だから(神奈川県・48歳男性)」「頭の回転がよい(茨城県・33歳男性)」「とりあえず着手が早いと好感を持てる(茨城県・43歳男性)」といった意見が挙がった。

また「仕事が丁寧」を選択した人の意見では、「細部までこだわりを持っている(大阪府・33歳男性)」「できない人は仕事が雑(東京都・47歳男性)」「誠実さがうかがえる(福岡県・43歳男性)」などがあった。丁寧で計画性があり、かつ清潔感があるという、キメの細かい仕事ぶりこそが仕事の出来に繋がると考えている人が多いようだ。

唯一の見た目要素である「清潔感がある」を選んだ理由としては、「見た目の印象で決める傾向にある(佐賀県・36歳男性)」「一緒に仕事をしていて気持ちがいい(大阪府・33歳男性)」「仕事内容以外にも気をつかえる(東京都・38歳男性)」という意見が見受けられた。

⑥仕事がデキて、モテる人たちは身だしなみへの努力をしている

年収別で身だしなみへの意識を比較したほか、さらに掘り下げて、仕事がデキて10人以上から告白されたことがある人と年収400万円以下かつ告白されたことのない人との間で違いがあるのかを比較。その結果、「ヘアスタイル」「服装」「眉毛」「肌」「体毛」については、仕事がデキて、モテる人のほうが2倍近い差をつけて気をつけている人の割合が多いという結果が出たという。特に「肌」については身だしなみとしては重要でありながら、短期間の改善が難しいため、早期のケアが必要であるという。

スキンケアの頻度について顕著な差が見られた。仕事がデキてモテる人については「週に7回以上」、スキンケアを行っているという人が3人に1人(33.3%)と非常に多い。一方で、そうでない人についてはスキンケアを「全くしていない」が一番多いという調査結果となった。

<インターネット調査概要>

調査期間:2018年8月21日~8月22日

調査対象:20歳~49歳 男性500名