マンダムは5月23日、東京・渋谷でプレスカンファレンスを開いた。同社は2017年12月23日に創業90周年を迎え、そして1958年の海外進出から60年が経過。プレスカンファレンス開催は同社の節目を祝うのが目的と思いきや、登壇した西村元延社長は「過去の価値観の延長線上に未来を描くのは不可能。リスクをとって果敢にチャレンジしないといけない」と発言。創業100周年を迎える2027年でのありたい姿を明文化した未来像として17年2月に発表したビジョンへの強い思いを語った。
ビジョンのテーマは「私たちマンダムは、健康と清潔と美を通じて、奔放に大胆に、 あなたの日常を発見と感動で満たす『人間系』企業です」である。IT・AIなどのテクノロジーの進化は歓迎するものの、それが進めば進むほど「確固たる道徳心」(西村社長)が強く問われる時代になる。だからこそ、「人間系企業」と宣言し、競合他社に先駆けて進めた商品のグローバル化を強化するだけでなく、社員、組織、風土などの進化にもチャレンジし、真のグローバルカンパニーを目指すという考えだ。
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