第2四半期に入っても堅調なメイベリンニューヨークが、「見えないニーズ」を掘り起こした製品を立て続けに投入する。まず、6月9日に「メイベリン SP BB オーラ ラディアント」(新2色・SPF18・PA+++・1200円)を、続く23日には「ハイパーシャープ ライナー R」(全8色・1200円)に新色のピーチブラウンを追加、それぞれ発売する。

第1四半期を振り返ると、目立ったのは「ラッシュニスタ N」の健闘ぶりだ。アイカテゴリーといえば、稼ぎ頭であるハイパーシャープ ライナーを擁するアイライナーや、前年比135%のアイブロウなどに勢いがあるが、マスカラも前年比110%と堅調に推移をした。この背景は、ナチュラルメイク人気から市場が縮小する一方で、競合が多く参入するというレッドオーシャンの中で、「落とせるまつエク」という新たなフォーマット名で長さとカールを新規性ある形で訴求したラッシュニスタが大きな存在感を示したところが大きい。

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