フレグランスブランドの金字塔「ロジェ・ガレ」が日本市場で開花期を迎えようとしている。ルイ14世に愛された果実「フィグ」の香りから新しいフレグランス、フィグリーフパフュームウォーターを5月からスタートさせる。流通では百貨店への攻勢を強めるとともに、ECやセミセルフのチャネルへも裾野を広げ、マルチチャネル化を推進していく。すでにファッションとの親和性が高い立地で実績を出しており、審美眼があり発信力の高い女性へのアプローチを強化して、新たなブランドの姿をアピールしていく。

「〝ファッションエキストラバート〟がターゲット。狙いはこれまでの実績で裏打ちされており、この路線を追求していきたい」。ロジェ・ガレ事業部を任されている栗林水都事業部長の基本方針だ。ファッションや雑貨、化粧のトレンドに敏感で、知性の裏打ちによりそれを自分の言葉で発信し、周りに伝播させることのできる女性、ロジェ・ガレの描く理想の顧客像だ。

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