ニューヨークのアポセカリー(調剤薬局)をルーツに創業168年と長い歴史を誇るキールズ。今年日本上陸10周年を迎えた同ブランドがいま、百貨店市場においてミレニアル世代に向けたスキンケアとして大きく期待されている。

キールズでは、これまでに数回ブランドの方向性を大きく修正してきた。スキンケアよりもライフスタイルブランドであることを強調していた時期もあったが、2013年からはスキンケア強化に転じ、機能の高いエッセンスとセラムを集中して推奨してきた。15〜16年はカウンセリングを充実させ、肌悩みに対処する製品に注力。他のアジアパシフィックに比較しても、シリアスなスキンケアを強化していた時期だ。

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