2025.10.10

株式会社コンヴァノ、2026年3月期の通期業績予想を上方修正

株式会社コンヴァノ
BTC相場の収益機会拡大とデルタニュートラル戦略の奏功により、売上収益1,200百万円・営業利益1,200百万円の増額

株式会社コンヴァノ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:上四元 絢、証券コード:6574)は、本日開催の取締役会において、2025年9月5日に公表した2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の通期業績予想を、下記の通り上方修正することを決議しました。




■修正後の通期業績予想(2026年3月期)



(注)当社は、2025年8月2日及び2025年9月1日付で普通株式1株につき10株の株式分割を行っております。「基本的1株当たり当期利益」は、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたものと仮定して算定しております。
■上方修正の理由
- インベストメント&アドバイザリー事業において、9月~10月のBTC相場における収益機会が想定を上回ったこと
- デルタニュートラル戦略(市場中立型の運用)を基盤としたガンマ・スカルピングやオプション取引の活用により、収益が拡大
- 市場のボラティリティ(価格変動の激しさ)を背景に、オプションプレミアムの増加や時間価値(Θ)の取り込みが進み、収益の安定化に寄与

これにより、インベストメント&アドバイザリー事業の売上・利益が期初想定を大幅に上回り、通期連結業績全体の押し上げ要因となりました。
■今後の見通し
- 2027年3月期に売上収益23,700百万円、営業利益9,500百万円を目指す中期経営計画「補完コード2029」は、計画通り進捗中。
- 国際的な執行体制を強化し、ヴァージン諸島に設立する100%子会社を軸にBTCオプション取引や自己勘定ディーリングを拡充。
- 引き続き、資本循環モデル(投下資本→収益創出→再投資→投資余力拡大→収益機会拡大)を推進し、資本効率を段階的に高める。


なお、以下の新規事業については今回の業績予想に織り込んでいません。

- AIデータセンター事業(2025年7月31日公表)
- グリーン・ビットコインマイニング事業(2025年8月6日公表)
- 法定通貨連動型ステーブルコイン開発(2025年8月27日公表)
- METABIOMED Co., Ltd.との業務提携(2025年8月27日公表):連携強化による既存糸リフト素材の売上は織込み済み/次世代型素材の売上は未織込み
- AIマーケティング・データ分析事業(2025年9月5日公表)
- 海外子会社の設立(2025年9月22日公表)
- ビットコイン採掘事業(2025年10月1日公表)
- 円建てステーブルコイン(JPYC)を活用したRWA事業(2025年10月2日公表)
- 医療機関向け在庫管理支援事業(子会社による新事業)(2025年10月3日公表)


影響額の蓋然性が高まり必要があれば、速やかに適時開示を行う予定です。
■各事業の売上収益、営業利益の予想数値の修正推移



(注) 百万円未満を四捨五入して記載しております。
【参考】四半期別の売上収益、営業利益の予想数値
2026年3月期第1四半期の実績及び2026年3月期第2四半期~第4四半期の連結ベースの見通しは下記表の通りです。四半期別の見通しは不確実性を内包しており、前提条件に重要な変更が生じた場合には速やかに見直し・追補開示いたします。



■注意事項
本リリースに記載の業績予想は、現時点で入手可能な情報および合理的と判断される前提に基づいています。実際の業績は、市場環境・BTC価格・為替・規制等の影響により、記載数値と大きく異なる可能性があります。
株式会社コンヴァノについて
株式会社コンヴァノは、「新しい価値の創造と機会の拡大」を理念に、全国にFASTNAILブランドを展開するネイルサービスチェーンを運営。デジタル・マーケティングやAIシステム開発のノウハウを活かし、美容・ライフスタイル領域で事業を展開しています。今後はWEB3インフラ分野への本格的進出により、日本発の次世代プラットフォーマーとしての地位確立を目指します。

事業内容:ネイルサービスチェーン「FASTNAIL」運営、フランチャイズ管理事業、各種商品企画開発および販売、新規ビジネスシステムの開発、媒体運営「femedia」

コーポレートサイト:https://convano.com/
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