ライオンは、東京都台東区と区民の健康増進を図るとともに、地域共生及び持続可能な社会の実現に向けた地域づくりに貢献するため、相互に連携・協力する協定を締結している。このたび、本協定にもとづき、プラスチックの資源循環を目的としたハブラシリサイクル活動を4月1日から開始した。
同社は、行政の資源回収事業と連携したハブラシリサイクル活動を実施しており、今回の台東区との取り組みは、墨田区(2020年)、板橋区(2022年)に続いて3例目となる。台東区内の公共施設や区立小中学校など計48ヵ所に回収ボックスを設置し、使用済みハブラシを回収する。
さらに、海外も含め、より多くの方にハブラシリサイクル活動を知ってもらうため、外国人観光客の来店も多い台東区内のユニクロ2店舗(浅草店、御徒町店)に協力してもらい、両店舗のサステナビリティコーナーにも回収ボックスを設置する。
また、公共施設とユニクロ2店舗からのハブラシの回収及び拠点で回収したハブラシの異物除去作業は、同社初の取り組みとして、障がい者の就労を支援している「台東つばさ福祉会」に業務委託し、障がい者施設への安定した業務提供にも貢献する。集まったハブラシは、同社指定リサイクル関連企業にて再資源化し、台東区民の皆様に役立つプラスチック再生品に還元する。