ジョンソン・エンド・ジョンソンのオーラルケアブランドのリステリンは、口腔ケアに関するさまざまなトピックについての正しい知識を消費者・医療従事者へと発信するための「オーラルヘルスケアアライアンス」を発足し、定期的なサミットの開催を行っている。

第三回となる今回は、オーラルケアと美容、健康をテーマに、銀座並木通りさゆみ矯正歯科デンタルクリニック81の坂本紗有見院長が講演を行った。

冒頭では、ジョンソン・エンド・ジョンソンコンシューマーカンパニー 広報の浅田友香氏より、リステリンの歩みと、現在の洗口液の日本市場について説明。コロナ下で意識向上したものの、いまだ39%に留まる洗口液の使用率に言及しながら、「今後脱マスクが進むと、口元の印象アップや口臭ケアニーズでさらに拡大する」と語った。

坂本院長からは、実は男性よりも女性、特に中高年の女性の口臭が強い傾向にある実態を明らかにしたのち、女性ホルモンとの密接な関わりがある口内環境について、ライフステージに合わせたケアを行うことを提案。最後には、美容と健康を双方から支える唾液腺マッサージとマウスウォッシュエクササイズを紹介するなど、いきいきとした暮らしを支えるためのオーラルケアの重要性を発信するサミットとなった。

月刊『国際商業』2022年08月号掲載