男性化粧品売り上げナンバーワンのマンダムと東京神田にある男子校、正則学園高校がマッチング。2021年12月3日、マンダムは、「マナーとしての身だしなみ」の理解促進や自己表現サポートを目的に男子学生を対象とした特別授業(身だしなみセミナー)を開催した。

正則学園は東京神田で歴史を刻んできた男子校。神田の街に溶け込むような紳士に育って欲しいという思いから20年よりリトルジェントルマン講座をスタート。今年から規模を拡大して、入学者全員を対象に制服の着こなしや革靴の手入れなど、ジェントルマン教育に本格的に取り組んでいる。

その正則学園高校が実践するジェントルマン教育の一環として、マンダムが特別授業として参画し実施したのがスキンケアやヘアスタイルの体験会だ。授業概要は正則学園のジェントルマン教育について、正則生が考えるジェントルマンとは、身だしなみの視点から考えるジェントルマンとは、マンダムによる身だしなみレクチャーの順に進行した。正則学園が身だしなみについてマンダムに協力依頼した背景や想いについて、ジェントルマン教育担当の小嶋徹議教諭は次のように説明する。

「マンダムさまにお願いしたのは、カッコいい男性=ギャッビーというイメージがあったから。都会の中心でカッコよく生き生きと学校生活を楽しむ、そんな正則生であってほしいという強い想いがあったからです。制服の着こなしも含め、身だしなみはスイッチをONにしてくれるし、爽やかさや清潔感といった印象を与えてくれます。また、同じ制服でも、ちょっと髪型を変えるだけでも気分が変わったり、自分らしさが演出できるので、そういった面からも身だしなみについて授業を開催したいと思いました」

正則学園高校1年生の参加者150名は最初は緊張気味だったが、スキンケアからヘアスタイルの体験へと授業が進むにつれて、会場全体は熱気に包まれ大いに盛り上がり見せた。「スタイリングしてどうでしたか」という質問に対して、「すごく新しい体験ができてありがとうございました」「最高です。すべて良かったです。女の子と一緒に歩きたいです」という初々しい答えが返ってきた。マンダムの特別授業は、身だしなみの大切さを実体験できる場として、その意義は大きい。

月刊『国際商業』2022年02月号掲載