花王は12月1日、日本航空（JAL）の空港・機内における衛生・清潔性向上の取り組みの一環として、清掃マニュアルを監修したと発表した。同日より、花王のトイレ用掃除シート「トイレクイックル 消臭ストロング」、住宅用掃除道具「クイックル ミニワイパー」を用いた機内化粧室の清掃が本格運用される。
「トイレクイックル 消臭ストロング」は、米国の専門機関による試験により、素材の難燃性や耐食性などに影響を与えないことなど、航空機内の清掃用洗剤に求められる厳しい基準に合格し、その適合性が確認され、採用に至った。また「クイックル ミニワイパー」は、狭い空間の清掃にもフィットしていることから採用された。これら2品の採用により、機内化粧室の衛生向上と客室乗務員の負担の軽減にもつながるという。
「トイレクイックル 消臭ストロング」（左）と「クイックル ミニワイパー」
花王は、交通機関の利用やイベントへの参加など、社会の動きが活発になっていく状況において、人々が感染対策を徹底しながらより気持ちよく過ごせるよう、企業、自治体、イベントの運営団体に向け、さまざまな知見を生かした提案を続けている。今後も、さまざまなパートナーと協働し、社会の衛生を向上させる取り組みをさらに強化していく構えだ。
