2025.12.23

攻めの知財で伝統工芸の価値を未来に― TAIMATSU株式会社、代表取締役Allenが東京都中小企業シンポジウムで未来戦略を語る

TAIMATSU株式会社
攻めの知財戦略と海外市場の合理的選択で、伝統工芸事業を持続可能な経済圏に

和包丁ブランド「MUSASHI JAPAN」を中心としたインバウンド向け事業を展開するTAIMATSU株式会社(タイマツ、本社:東京都中央区、代表取締役:王 威漢 以下TAIMATSU)の代表取締役Allenが、2025年12月10日(水)、「令和7年度 東京都中小企業知的財産シンポジウム」に登壇しました。




本シンポジウムは、「攻めの経営と知財」をテーマにこれからの 時代に求められる知的財産戦略について議論が行われました。講演の中でAllenは、日本の伝統工芸が直面する生産額・従業員数の大幅な減少という現 状を示し、産業としての存続が危機にある中で、当社が伝統工芸を「未来の知的財産」と して守り、継承し、持続可能な経済圏として成立させることを使命としている点を説明しました。

また当社のビジョンとして、伝統工芸の可能性を探求・新たな価値を創出し、より多くの人々にその魅力を伝えていくことを掲げていること、そして職人が少なくなる領域を支え、伝統文化を日常に取り入れられる形でつなぐミッションについても紹介しました。 さらに当社の主力事業「MUSASHI JAPAN」の取り組みとして、和包丁を中心に世界 166 カ国以上へ展開するとともに、17店舗の実店舗、15万人の顧客データ、多言語対応のサ ービス体制により、伝統の価値を“体験として届ける”ビジネスモデルを紹介しました。また、42ヵ国から集まる従業員 142 人の多文化チームとして、ガバナンス体制の強化(多言語コミュニケーションの最適化、コンプライアンス整備、リスク管理・内部統制、人材育成と文化統合)にも取り組んでいることを示しました。




最後にAllenは、中小企業が取るべき戦略として「勝つ場所を決め、勝てない選択肢を捨 てることが攻めの第一歩」であると語り、海外市場を欧米豪に絞るなど、当社が実践して きた合理的な取捨選択を紹介しました。また、「商標はスピードを落とさないための攻め の知財であり、ブランドの核を固めることが事業拡大の土台になる」と強調しました。

当社は今後も、日本が誇る伝統工芸の価値を再定義し、未来につなぐ企業として、持続的 な成長と文化継承に取り組んでまいります。

TAIMATSU株式会社 概要

設立:2023年11月
代表取締役:王 威漢
所在地:東京都中央区晴海1-8-10 晴海アイランドトリトンスクエア オフィスタワーX棟22階
URL:https://www.tai-matsu.jp/
E-mail:help@tai-matsu.jp

TAIMATSU株式会社は、日本の伝統工芸を再定義する企業です。世界各国から集まった多様なバックグラウンドを持つメンバーが、革新的な視点で伝統工芸の可能性を追求しています。和包丁から日本酒、侍精神が息づく体験施設まで、私たちが創り出すサービスやプロダクトは、伝統の魅力を最大限に引き出し、グローバルに発信しています。

<運営ブランド>
MUSASHI JAPAN
https://www.musashihamono.com/
FUJI JAPAN
https://fujijapan.jp/
YOKAI JAPAN
https://www.tai-matsu.jp/brands/yokai-japan
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