株式会社シンクスヘルスケア、医療機関向け在庫管理支援事業を開始
株式会社コンヴァノ株式会社エスマットとの共同実証実験を通じて、美容医療領域のサプライチェーンDXを推進
株式会社コンヴァノ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:上四元 絢、証券コード:6574)の連結子会社である株式会社シンクスヘルスケア(本社:東京都港区、代表取締役:戸高 大志、以下「シンクスヘルスケア」)は、新たに「医療機関向け在庫管理支援事業」を開始するとともに、株式会社エスマット(本社:東京都品川区、代表取締役:志賀 隆之・林 英俊、以下「エスマット社」)との共同実証実験を開始することを決定しました 。

■新規事業開始の背景
美容クリニックを中心とした自費診療領域では、来院患者数の変動や施術内容の多様化に伴い、医薬品・医療資材の種類と使用量が大きく変動しています。その結果、
- 在庫切れによる施術機会の損失
- 過剰在庫によるコスト増大
- スタッフの業務負担増加
といった課題が顕在化しています。
シンクスヘルスケアは、この課題を解決するために医療機関向けの在庫管理支援事業を立ち上げ、効率的な需給マネジメントとサプライチェーンの最適化を目指します。
■実証実験の概要
エスマット社が提供する「スマートマットクラウド」は、重量センサーを内蔵したIoTマットで物品の在庫量を自動計測し、クラウド上で可視化・管理できるサービスです。設定した在庫閾値を下回ると、自動でアラートや発注処理を行えるのが特徴で、既に病院・クリニックでの導入実績を有しています。
今回の実証実験では、シンクスヘルスケアが供給する美容医療向けの医薬品・医療資材に「スマートマットクラウド」を適用し、以下の効果を検証します。
- 在庫可視化:リアルタイムでの在庫把握による欠品・余剰リスクの最小化
- 自動発注・補充:実需に基づいた適正在庫の維持と発注業務の省力化
これにより、クリニック運営の効率化とコスト削減を実現すると同時に、シンクスヘルスケアの物流網と組み合わせて、美容医療市場における業界標準となるサプライチェーンDXモデルの確立を目指します。
■今後の展開
- 実証実験は2025年11月から2~3か月程度を予定しています。
- 本事業の開始に特別な支出はなく、実証に係る費用はエスマット社が負担する見込みです。
- 事業化に向けては、実証実験で得られた成果を踏まえ、順次展開を検討します。
- 2026年3月期の業績への影響は精査中であり、重要な影響が見込まれる場合には速やかに開示します。

株式会社コンヴァノについて
株式会社コンヴァノは、「新しい価値の創造と機会の拡大」を理念に、全国にFASTNAILブランドを展開するネイルサービスチェーンを運営。デジタル・マーケティングやAIシステム開発のノウハウを活かし、美容・ライフスタイル領域で事業を展開しています。今後はWEB3インフラ分野への本格的進出により、日本発の次世代プラットフォーマーとしての地位確立を目指します。
事業内容:ネイルサービスチェーン「FASTNAIL」運営、フランチャイズ管理事業、各種商品企画開発および販売、新規ビジネスシステムの開発、媒体運営「femedia」
コーポレートサイト:https://convano.com/

株式会社シンクスヘルスケアについて
株式会社シンクスヘルスケアは、世界の最先端美容医療技術の導入・普及を通じて、患者様の「美と心の健康」への貢献を使命とする企業です。海外の先進的な美容医療技術を取り入れ、品質・安全性・スピード を重視しながら、日本市場に最適化されたソリューション提供を行っています。また、マーケティング調査・コンサルティング・経営支援や美容医療クリニック向け開業支援サービスなども展開。戦略立案から運営サポートまで幅広く支援しています。
事業内容:医薬品・医療機器の導入・輸入代行、美容医療専門の経営支援・コンサルティング
コーポレートサイト:https://t-hc.co.jp/
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