インターネット総合ショッピングモール「Qoo10(キューテン)」を運営するeBay Japanは、Qoo10初のビューティーに特化したオフラインイベント「MEGA COSME LAND 2025(メガコスメランド)」を、2025年10月4、5日の2日間、有明GYM-EXで開催した。

また、開催初日の10月4日には、同会場内にてQoo10の独自の営業戦略、Z世代を魅了するマーケティング施策、そして販売者らを支えるサポート体制について発信する「2025 Qoo10 Beauty Conference」を開催。eBay Japanの具滋炫(グジャヒョン)社長の他、営業本部の川鍋優子本部長、戦略マーケティング室のモラーノ絢香部長、Seller Growthの寺村宏部長が登壇し、それぞれの立場からQoo10の強みを語った。

メガコスメランドでは、メガ割ランキングで大人気のブランド42ブランドとメガデビューの12ブランドが参加し、各ブランドの人気商品や25年の新作など実際に体験できる場をつくり、25年のビューティートレンドを会場から発信した。Qoo10マーケティング本部の金載敦(キムジェドン)本部長は「2回目の今年も多くのお客様にご来場いただき、心より感謝申し上げます。今回テーマに掲げる『実際に試せる・比べられる・発掘できる』という体験価値をリアルの場でお届けする取り組みとして、人気ブランドに加え、メガデビューブランドにもご参加いただき、来場者の皆さまに新しいコスメとの出会いをご提供できたことを嬉しく思います」と語る。

今年は、会場規模の拡大や導線設計を工夫することで、より快適に楽しめる環境づくりを徹底。出展ブランドの趣向を凝らしたブース展開では、サンプリングやゲーム、SNSとの連動施策を通じて大盛況で、どのブランドブースも長蛇の列。中には用意した整理券が瞬く間になくなるブランドもあるほどだった。昨年に続き参加したTIRTIRのブースでは、国内で圧倒的人気を誇るファンデーションを数多く並べたことに加え、同社が注力するスキンケアも展示。ビタグルタチオン3Xシリーズのラインアップや、各種デイリーアンプルマスクなどを展開し、多くの来場客が実際に触れる機会を創出した。

スキンケア、メイクなどのコスメブランドの他、インナービューティーブランドも参加。出展ブランドの一つであるFOODOLOGYのチェ・インヨン海外事業チームリードマネージャーは「なかなかオフラインでお客さまと直接お話できる機会はないため、非常に有意義。今年は数回に分けてお客さまの入退場を調整しているから、前回のオフラインイベントよりもさらにしっかりと対応ができる」と手ごたえを語った。


多様なブランドのブースに来場客は大いに盛り上がった

「多くの方々の笑顔が見られ、会場が熱気に包まれていたことが強く印象に残っています。Qoo10は今後も、オンラインとオフラインの双方でお客様とブランドをつなぐ機会を創出し、ビューティーおよびインナービューティー市場のさらなる活性化に貢献してまいります」と金載敦本部長はイベントに自信を示した。

月刊『国際商業』2025年12月号掲載