パリジェンヌビューティーグループの運営会社であるパリスドットは5月13日から、ベルギー発のインテリアフレグランスブランド「バオバブ コレクション」から、アロマキャンドル、ディフューザーに続く新カテゴリーとして、ボディウェルネスラインの発売を開始した。
「バオバブ コレクション」は鮮やかな色彩と香りに満ちたアフリカにインスピレーションを受けて、2002年にベルギーで誕生。ガラス装飾とフレグランスクリエーションを結集したアイテムは、優雅な香りと美しいデザインで快適で豊かな体験を提供。世界90カ国・地域、1300店舗以上で販売している。
同ブランドは社会貢献活動にも積極的で、天然素材ラフィアを活用したマダガスカルの貧困女性協会との取り組みや、乳がん研究への寄付、バオバブの木の植樹活動などを展開。ラグジュアリーとサステナビリティの両立を図っている。
パリスドットは、ヨーロッパで人気のボディウェルネスラインの日本初上陸に伴い、東京ビッグサイトで開催された「ビューティーワールドジャパン東京」の会場で5月15日にメディア発表会を行った。
登壇したパリスドットの清水小夜香社長は「バオバブ コレクション」について、「約1年半前にヨーロッパの展示会でボディウェルネスラインを目の当たりにし、この世界観を日本に伝えたいと強く思いました。原料はすべてメイド・イン・ヨーロッパで、職人さんが一つ一つこだわって作っている。きれいに装飾されていて、置いてあるだけで上質なインテリア空間に変わることが魅力です。見た目も世界観も感度が高い方にきっと刺さると思います」と語った。
「バオバブ コレクション」は世界各国の旅にインスピレーションを受けた、「パリ」「マンハッタン」「マイアミ」「サントロペ」「ウーマン」「ジェントルマン」の六つの香りを展開している。
ボディウェルネスラインでは、ボディ&ハンドローション、ハンドウォッシュジェル、シャワージェル、ハンドクリーム、ソープの五つのアイテムを発売。全商品にバオバブの果実から抽出した有効成分を配合している。公式ECサイトや百貨店のほか、美容サロンを通して販売する。
「バオバブ コレクション」の今後について、清水社長は「日本の総代理店として、ブランドの魅力を最大限に伝えていきたい。今後は東京で旗艦店の出店も計画している。しっかりアクセルを踏んで、ブランドを通じて日本に香りの文化を広めていきたい」と意気込みを示した。
月刊『国際商業』2024年07月号掲載