タカラベルモントは、2月19日に明治記念館で行われたホッケーリーグ年間表彰式登壇選手のヘアメイクサポートを東京本社で行った。同サポートは、ホッケー女子日本代表のアスリート社員・及川栞氏の発案で実現。2023年からホッケーリーグ年間表彰式のヘアメイクサポートを行っている。

ホッケーは、世界では競技人口が3番目に多い(1位サッカー、2位 クリケット)競技にもかかわらず、日本国内の認知度が低いこともあり折角のハレの場にも、一昔前ではトレーニングウエアで、最近でもリクルートスーツのようないで立ちで参加する選手も少なくなかった。しかし、及川氏が入社後、「ホッケーを世の中に広めるためには、アスリート自身が子どもたちに憧れられる存在でなければならない」という考えのもとタカラベルモントの社員として、ヘアメイクサポートを企画・提案した。

理美容業界初のオリンピアンでもある及川氏は、「以前であればオシャレに気を遣う暇があったら練習すればというような風潮を感じることもありましたが、近年では多様性が広く言われるようになっている中で、美はスポーツ選手の輝き方の一つになりつつある、そういう変化は感じています。私自身、ネイルやヘアメイクなど美に気を遣うことはモチベーションを高める大切な要素になっていますし、ホッケー選手にあこがれを持ってもらうという視点でもピッチでキラキラと輝いている姿を見てもらいたい」と語る。

実際、選手たちは表彰前にヘアメイクしてもらうと一気にテンションがあがっており、現場では笑顔や笑い声があふれていた。

「美しい人生を、かなえよう。」をパーパスに掲げるタカラベルモントでは、及川氏の発案による新たな取り組みについて次のように説明する。
「社員である及川栞と同じホッケー競技でご活躍されるアスリートの方々の晴れの舞台に、それぞれの輝きをより表現するお手伝いができることは大変光栄であり、パーパスを体現する取り組みの一つであると考えております。こうした取り組みは、当社社員にとっても、それぞれの目指したい美しい人生についてより深く考えたり、仕事により誇りを感じたりする機会にもなりますので、今後も継続的に行っていきたいと思っております」