ポーラは12月2日、がんを治療しながら働く「がんと就労」問題に取り組む民間プロジェクト「がんアライ部」が発表した「第4回 がんアライアワード 2021」でゴールドを受賞したと発表した。2019年、20年に引き続き3度目のゴールド受賞となる。
「がんアライアワード」は、がんを治療しながら働く人を応援する団体を表彰する制度。がん罹患者の味方「アライ(ally)」であることに加え、がんとともに働きやすい企業であることを宣言し、具体的な取り組み内容から優れた活動を表彰している。また、表彰されたノウハウを社会全体で共有することで、がん罹患者が治療をしながら生き生きと働くことができる社会を目指している。
選考会において、各企業の制度および風土を含めて審査を行い、「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の各賞を付与。21 年は「ゴールド」21社、「シルバー」19社、「ブロンズ」4社の合計44社が選出・表彰が行われた。
ポーラは、18年4月から「がん共生プログラム」を開始。同プログラムは、がんに罹患したポーラで働く従業員が仕事を諦めることなく、「就労と治療」の両立をいかに実現できるかを考え、設計したプログラムだ。ポーラ従業員とその家族およびビジネスパートナーである約3.5万人(20年12月末時点)のビューティーディレクターに向けて、がんがより身近なものであるという意識を高める活動を行っている。