コスモス薬品の関東での店舗展開が始まる。4月17日、東京・広尾に関東進出の1号店を開いた。食品の圧倒的な低価格で集客し、化粧品や医薬品の販売につなげるイメージのあるコスモス薬品だが、都市型店舗の広尾店は一般加工食品はほとんどなく医薬品、化粧品、日用品が主体の正統派のドラッグストア。広尾という、高級住宅街が背後にある一等地で関東本格展開にあたって知名度を高める戦略的店舗という位置付けだ。今後、地方の郊外で確立したディスカウント型のドラッグストアで関東攻略を目指すコスモス薬品の動向に目が離せない。

コスモス薬品「広尾店」の売り場面積は約142平方メートルで、コンビニエンスストアと同等規模。地下鉄日比谷線の広尾駅の出入り口を出てすぐの場所。ほぼ駅の真上といってもいい。

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