ロイヤルカナン ジャポンは、犬と猫の長寿化が進む中、単に寿命を延ばすのではなく、心身ともに健康で元気に暮らせる期間を長くする「ヘルシーエイジング」の啓発を強化する。その一環として10月1日、「5歳からの健康チェックキャンペーン2026」を開始した。健康な段階から定期的に健康状態を把握する習慣を広げ、犬・猫の健康寿命の延伸につなげる。期間は12月15日まで。
背景にあるのがペットの高齢化だ。国内では約885万頭の猫、約682万頭の犬が暮らし、7歳以上のシニア期に入ったペットが飼育頭数の約半数を占める。寿命も延び、猫は16歳、犬も15歳に迫る。一方、見た目には若々しくても体内では徐々に変化が進む。ロイヤルカナンでは猫は7~10歳、小型犬は8~11歳を中齢期(人に例えると42歳程度)と捉え、早期から年齢に応じたケアを始める重要性を訴える。

左:平瑛美ヘルスアフェアーズ学術担当マネージャー 右:西尾真一郎コーポレートアフェアーズディレクター
西尾真一郎コーポレートアフェアーズディレクターは、「当社は、栄養学に基づいて犬と猫の健康を実現する企業。一頭一頭、それぞれの栄養ニーズに向き合う姿勢を大切にしている」と話す。1968年の創業以来、食事と栄養を軸に犬・猫の健康を支えてきた知見を生かし、食事だけでなく健康管理まで含めた啓発につなげる。
ヘルシーエイジングでは、数値上の寿命ではなく健康寿命を重視するとともに、暦年齢だけでなく個体ごとの体内年齢に目を向ける。加齢に伴い、ジャンプをしなくなる、遊ぶ時間が減る、寝る時間が増えるといった変化が現れることもあるが、年齢のせいと見過ごさず、健康診断や適切な食事、運動、住環境の整備などにつなげることが重要になる。
平瑛美ヘルスアフェアーズ学術担当マネージャーは、「早い段階から年齢と前向きに向き合い、さまざまなケアをしていくことで、健康で過ごせる期間を少しでも長くすることができるのではないか」と説明する。健康診断は病気の有無だけでなく、その時点の健康状態を把握し、その後の健康管理を考える機会にもなる。25年の猫と犬の健康診断受診率は、10年前から16ポイント増加しているものの、犬の受診率が55%に対し、猫は40%と大差があることも課題とする。

猫を動物病院へ連れていく際のキャリーバッグへ入れる工夫も伝授
今回、健康なうちから定期健診を習慣化するための一つの契機としてキャンペーンを実施。「健康診断を受けるきっかけがない」「来院そのものへの心理的な負担がある」「費用や時間がなどの負担がある」といった健康診断を受診するまでのハードルを下げる狙いもある。期間中に全国の動物病院で健康診断を受けた5歳以上の犬・猫を対象に、抽選で5000人に3000円分のデジタルギフトを進呈する。同社は今後も動物病院やペットの専門家と連携しながら情報発信や取り組みを推進していく。






















