53.5%が「会員登録」を最も面倒と回答。UX最大のハードルは“入力作業”入口でありながら最大の離脱要因に。ECモールあるるが実態調査を公表
創作品モール「あるる」株式会社システムリサーチ(本社:愛知県名古屋市)が運営している「創作品モールあるる」(以下、あるるモール)は全国のEC利用者200人を対象に「デジタル接点(アプリダウンロード/会員登録/LINE友だち追加)」に関する調査を実施しました。
調査の結果、最も面倒と感じる行動は「会員登録」で53.5%に上り、アプリダウンロード(13%)やLINE友だち追加(15%)を大きく上回ることが分かりました。マーケティングやUX設計において重要な入口でありながら、最大の離脱要因であることが浮き彫りとなりました。
調査結果
■53.5%が「会員登録」を最もハードルが高いと回答

半数以上が会員登録を「最も面倒」と回答。
一方で「特に面倒ではない」と答えた層も18.5%存在し、改善余地があることも示唆されました。
■「面倒な理由」トップは「個人情報入力」32.6%

最も多い理由は「個人情報の入力が面倒(32.6%)」。
次いで「通知や広告が煩わしい(19.9%)」「結局使わなくなりそう(18.9%)」が挙げられ、入力負担と利用継続性の不安も大きな心理的障壁になっています。
■「面倒」と答えつつ登録している現実

過去3か月以内に実際に行った行動では、アプリダウンロード(24.9%)が最多でした。
一方で「特に何もしていない」と回答した層も22.1%存在し、デジタル接点そのものを避けるユーザー層が一定数いることが明らかになりました。
それでも会員登録(19.6%)、LINE友だち追加(14.2%)など、面倒だと答えつつも実行している人も少なくなく、“面倒だけど必要ならやる”状況が浮かび上がりました。
■面倒を突破するのは「クーポン・ポイント」

最も魅力的な特典は「割引クーポン・ポイント付与」が67%で圧倒的多数。
一方で「特典がなくても必要ならやる」21%も存在し、施策設計では「必要性の提示」と「金銭的メリット」の両輪が重要なことがわかります。
■金銭以外の突破条件は「すぐに退会できる安心感」が39.1%

UX改善の観点では、「すぐに退会・解約できる安心感(39.1%)」が最多。
次いで「特典利用のわかりやすさ(28.1%)」「通知頻度を選べる(17.8%)」が続き、透明性とコントロール感が消費者行動を後押しすることが分かりました。
会員登録は企業にとって顧客接点の基盤ですが、ユーザーにとっては最大の心理的負担です。
特典やUX改善を通じて“嫌だけど仕方なくやる”から“自然に受け入れられる”へ変換できるかが、今後のマーケティング課題だと考えています。
※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「創作品モールあるる」の公式サイトURL( https://alulu.com/)へのリンク設置をお願いいたします。
調査結果の詳細はこちら:https://alulu.com/media/tips_digital-contact/
【調査概要】
調査対象: 20代~60代の男女
調査期間: 2025年10月16日~2025年10月16日
調査機関: クラウドソーシングサイト
調査方法:各質問項目の回答割合を算出
有効回答数: 200名
【創作品モールあるるについて】

「あるる」は商品やサービスの魅力だけではなく、『誰から買うか』を大切にしており、ショップさんの歴史、生産者さんの想い、職人の人となりを伝えるコンテンツが沢山あります。その想いを知った上で気に入った商品に出会うことができます。今後も「人(店舗)と人(お客さま)」が集い、繋がる場所を目指して努めてまいります。
■あるるモール
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■お問い合わせ
https://alulu.com/contact/
【会社概要】

社名:株式会社システムリサーチ
本社所在地:〒453-0861愛知県名古屋市中村区岩塚本通二丁目12番
代表取締役社長:平山 宏
会社ホームページ:https://www.sr-net.co.jp/
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