SNS空間では、世論を意図的に誘導・操作しようとする「印象操作」や「情報操作」が世界的な課題として認識され始めている。政治的な利用においては、組織的な投稿(アストロターフィング)や偽アカウントの悪用による意図的な拡散や加工画像やディープフェイクが問題となっているが、化粧品業界でも、インフルエンサーによるステルスマーケティングは問題になっており、また偽レビューを使ったUGCの活用、Botや自動投稿により大量のアカウントで「多くの人が支持している」ように見せかける人工的な演出の拡散が懸念されている。

そのような、世の中に出回っている化粧品の機能を専門的かつ客観的に分析し、その結果を機能性情報として、一般生活者向けに提供するサービスを開始したのがミルーペ(本社:京都市、中峯良介社長)である。同社では、科学的エビデンスに基づいた化粧品評価プラットフォーム「MeLupe」をウェブ上で運営しており、広告やメーカー提携に左右されない中立的な立場で市場に出回る化粧品を評価しているいわば〝品質評価の第三者機関〟である。ミルーペは人工皮膚を使って当該化粧品のポテンシャルを独自の14項目に数値化。それに基づき▽保湿▽透明感・角質クリア▽バリア・肌構造ケア▽ハリ・弾力といった四つの機能性カテゴリを軸にして製品評価情報を公開している。また、生活者は同ウェブ上で、カメラ肌解析テクノロジーを用いた肌測定を無料で受けられ、その肌情報と個別ニーズおよびミルーペ独自の蓄積された製品分析データに基づいて、自分に相性の高い製品が「相性スコア」に基づき紹介される。さらに有料会員版の「MeLupe plus」では、分析製品の高度検索機能が使用可能で、製品評価情報の機能性評価情報に基づく検索や自身の悩みやなりたい肌に応じた製品検索ができるようになっている。

ミルーペ中峯良介社長

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