ファンケルは、「2018 日本パッケージングコンテスト」で「ジャパンスター賞」内の「経済産業省産業技術環境局長賞」を受賞した。
日本パッケージングコンテストは、公益社団法人日本包装技術協会の主催で、時代と社会の要請に対応した優れたパッケージやそれらを開発する技術の普及を目的とし優秀作品を選定している。
ファンケルが受賞した「経済産業省産業技術環境局長賞」は12の部門賞がある「ジャパンスター賞」の一つで、容器包装廃棄物の排出抑制を推進するため、環境負荷が少なくリサイクル性があることに重点配慮し、環境適合化への努力が最も優れているものに贈られる賞だ。
廃棄処理が容易な包装材、再生された包装材、省資源化が容易な包装材、再生可能や詰替え可能な包装製品などが選定の対象となる。
受賞製品は、「マイルドクレンジング シャンプー」と「モイストボディウォッシュ」の二つ。受賞理由は、従来使用していたシャンプーやボディウォッシュのボトル樹脂量を60%減らした結果、1本あたりの総樹脂量を約20g削減可能にしたこと。
また、この削減量と併せて、ボトルを100%「バイオマスプラスチック」とし、年間CO2の排出量を約40t削減できる見込みから、環境適合化への努力が認められての受賞となった。