アンファーはこのほど、20~60代の男性1000人を対象に “薄毛”や“抜け毛”の悩みの対処法である“育毛剤(医薬部外品)”や“発毛剤(医薬品)”の理解度に関する調査を実施し、2月16日に調査結果を公表した。調査結果から、“育毛剤”と“発毛剤”の違いを誤認している人が90%に昇ることが分かった。医薬部外品の育毛剤には、頭皮の血行を促したり、頭皮に栄養を与えたりすることで健康的な毛髪を育てる効果が期待できる。一方でミノキシジルを配合している医薬品の発毛剤には、新しい毛髪の発毛と成長を促す効果が期待できる。
はじめに、男性の薄毛の原因を理解しているかを聞いたところ、「男性ホルモン」であると正解を答えた人は約50%となった。さらに育毛剤、または発毛剤を使用している人に限っては、約70%の人が理解しており、薄毛の主な原因は男性ホルモンであるということは、多くの人に浸透している。
しかし、薄毛や抜け毛に実際に悩んだ際に必要な知識として、発毛効果を発揮する成分は何か、という質問に対して、「ミノキシジル」と答えた人は約15%で、育毛剤または発毛剤を使用している人でも約30%という結果になった。続いて、“育毛剤”と“発毛剤”の効果・効能の違いを理解しているか質問をしたところ、理解している人は、わずか3%という結果になった。また、“育毛剤”もしくは“発毛剤”を使用している人ですら、約10%の人しか理解していないことが分かった。